外壁と屋根のメンテナンス時期について
お住まいの外壁や屋根は定期的に「メンテナンス」を行なっていますでしょうか?もし行なっていないのであれば知らぬ間に雨漏りや耐久性の低下を起こしてしまっている可能性があります。
しかしメンテナンスを行うと未然に防ぐことができ、余計な出費を抑えることができるでるので是非とも行ってほしいです。ではメンテナンスの時期はいつなのでしょうか?本記事で確認していきましょう。
外壁のメンテナンス時期
外壁のメンテナンスは自分で行うことができるので業者の方を呼ばなくともある程度は自己完結できます。
しかし外壁の塗料によって耐用年数は変わりますのでアクリル系の塗料などは頻繁にメンテナンスをする必要があります。できれば2か月に1回ほどは本格的なメンテナンスを行ないところですね。
ですが時間がないという場合は「半年に1回」くらいのペースで結構ですので焦らず余裕をもってメンテナンスを行いましょう。
一方で「光媒体系」の塗料は耐用年数が長いのでその分メンテナンス時期は多くとっても問題ありません。1年に1回ほどのペースでメンテナンスを行っておけばキレイに保つことができるでしょう。
ですがどのような塗料であっても災害時などはメンテナンスを行なうのがベストとなりますので覚えておきたいところです。
屋根
屋根は基本的に登って確認するということができませんので業者に依頼する形になります。もちろん自分で脚立をたててメンテナンスすることは可能ですが「転落」などの危険性が高いので怪我をしないためにも業者に依頼していただきたいです。
ではメンテナンス時期はいつかというはなしですが、災害や豪雨などが続かない限りは塗装から「5〜10年」ほどのペースでキレイに保つことができます。
5〜10年でもそこそこ短いスパンなので自信があるという方であれば「20年」ほどみても大丈夫でしょう。
しかし雨漏りなどがしている場合は早急に業者に依頼してください。ちょっとしたはずみで広がったしまうこともありますので大事になる前に「解決」が必須となります。
メンテナンス時期に決まりはない
今回ご紹介した時期はあくまで目安となりますので、メンテナンスの時期は自己判断で決めていただいてももちろん構いません。
しかしそうしますと全くメンテナンスをしないという事態になりかねないので、できれば明確な時期を決めて行いたいところではあります。メンテナンスの重要性をよく理解し計画的に行いましょう。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。