空室対策に有効なマンションの外壁塗装とは?
外壁塗装工事によるマンションの美観向上は間違いなく空室対策に有効です。
魅力的な新築物件がたくさん登場するような賃貸の人気エリアなら、外観などの見た目の印象度をアップさせるだけでも、多くの入居希望者の目に留まるようになります。
マンションの第一印象は外装で決まる?
人気のある賃貸物件、住みたいと思う賃貸物件といえば、最終的な決定要因は、「第一印象」になってしまうことが多いようです。比較検討するために、予算内でよく似た物件を探すため、結果として一番印象がよかった賃貸物件を最後に選ぶようになっています。
その際、まずは自分の所有マンションを見てもらうためにも、外観などの第一印象をアップさせる工夫が必ず必要となっていきます。第一印象がよければ、その他の部分が気にならなくなり、全体的によい印象が残ります。これは、人間が持つ「初頭効果」に訴えた方法の一例です。
最初の第一印象をよりよいものにするためにも、外壁塗装工事により、ぴかぴかで見た目の美しいマンション物件を維持管理しておくことがとても重要なことになるでしょう。
見た目以上に効果の高い外壁塗装
賃貸マンションは、戸建て住宅以上に見た目が重要視されます。メンテナンスが行き届いていないと、経年劣化による古い印象が目立つようになります。清掃が行き届いていないと、不潔な汚い感じがしますし、いい印象を与えることはないでしょう。
見た目の美しさは、見る人、住む人両方の気持ちがきれいになりますし、住んでいる他の入居者も同様に心のきれいな人だと思われるに違いありません。だからこそ、見た目には特に配慮しなければなりません。
また、定期的な外壁塗装工事により、建物の劣化症状を改善し、各箇所の修繕工事などを行うことで、マンションなどの建物の資産価値を維持、向上させることが可能です。
マンションなどの外壁塗装工事は、大規模修繕工事です。階数により、価格も数百万円単位で上下します。塗装作業期間も数か月を要します。賃貸経営を始める前にしっかりと修繕積立金などを積み立てる資金計画を立てるようにしておきましょう。
空室対策や家賃アップに外壁塗装工事を組み込む
建物の第一印象がよくなると、空室対策にも有効です。それ以外にも家賃アップにもつながり、より安定した賃貸経営を進めていくことができます。忘れてはならないのが、鉄部などの付帯部の塗装です。
外壁はとてもきれいなのに、鉄部に錆びが見られるとどうしても気になってしまい、建物全体の印象を悪くしてしまいます。細部にも細かい配慮を行き渡らせ、建物をいつも丁寧に取り扱っているという印象を与えると、よい入居者に選ばれ、家賃を上げても入居希望者が集まるようになります。
手入れの行き届いたマンション物件なら、一時的に空室が増えたとしても、順番に埋まっていくのは時間の問題で、やることをやっていれば問題ないと考えてください。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。