地域業者と大手ハウスメーカーの特長
外壁塗装というと、大手ハウスメーカーのほうが有名でよく知っているので安心感がありますが、地元や地域密着の塗装業者も多数存在します。外壁塗装業者選びでは、地域業者か大手ハウスメーカーか、どちらを選ぶほうがいいのでしょうか?
今回は、比較検討すべきポイントなどについてお伝えしていきます。
大手ハウスメーカーを選ぶ場合は安定した施工実績を見る
大手ハウスメーカーは、日本全国での施工実績があり、テレビや新聞などでも大々的に広告を打っていることから、圧倒的な存在感や知名度と多数の実績数があります。各種メディアにも登場する機会が多いので、塗装業者を選ぶときにも大手ハウスメーカーの名前が出やすく、信頼感があります。
大手ハウスメーカーの場合は、ブランドを求める方にはおすすめできます。しかし、中間マージンが発生し、工事料金は全体的に高めです。下請け業者が仕事をするので、迅速できめの細かい対応ができない場合があります。
良心的な価格、迅速対応でいつでも相談できる地域の塗装業者
外壁塗装工事は、高額です。費用を抑えたい場合は、中間マージンのない自社施工のお住まいの近くにある塗装業者がおすすめです。知名度はありませんが、長年その地域でずっと営業を続けている塗装業者ならいつでも相談に乗ってくれますし、迅速に対応してもらえるという安心感があります。
フットワークの軽さも地域業者に依頼するメリットとなるでしょう。その地域の気候や環境に合わせた塗料を使用し、塗装作業もその地域の気候風土に合わせて行います。
外壁塗装の場合、結論は地域業者がおすすめ
外壁塗装工事では、依頼主もよい業者を選ぶために、ある程度の知識を仕入れ勉強する必要があるでしょう。そうした努力を行うことで、大手ハウスメーカーよりもその地域に密着した塗装業者を選ぶほうがよい結果に落ち着きます。
良い地域業者に塗装工事を任せると、費用も手頃な価格に抑えることができますし、塗装の質が向上し、良し仕上り結果になります。最も難しいのは、優良塗装業者選びです。塗装業者の数が多いので、悪徳業者に当たる確率も高くなります。
見積での施工費用が安すぎると、塗料を節約して使用したり、塗り回数を減らしたり、必要な作業を省略したりしますので、依頼主も依頼される塗装業者のどちらにとってもいいことはありません。適切な価格で施工を請け負い、自社施工を専門とする優良な地域の塗装業者を探し出し、塗装作業を依頼するようにしましょう。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。