塗装技能士ってどんな資格?

2020年06月15日 カテゴリー:ブログ

外壁塗装 函南町

 外壁塗装工事では、塗り替えを担当する塗装職人が「塗装技能士」の資格を持っていると何となく安心感があります。しかし、塗装業では必ずしも塗装技能士の資格を必要としていません。いろいろな資格がありますが、簡単に取得できる資格もあります。塗装技能士という資格はどの程度の難易度があって、本当に仕事に役立つのでしょうか?


難易度が4段階にわかれた国家資格「塗装技能士」

 塗装技能士の資格は、屋根や外壁に関する塗装作業を行う職人のために設定された国家資格です。難易度に応じて、試験内容や難易度が異なります。塗装技能士の難易度は、特級、1級、2級、3級にわかれています。

 資格を持っていなくても塗装業やリフォーム業はできますが、同僚やお客様からの信頼を得やすくなるので取得している人も多いようです。塗装の初心者や塗装業界を目指す人は、3級や2級などの一定の技術レベルを有することを証明するために取得しておいたほうがいいでしょう。


実務経験が必要な試験内容

 3級は初心者からでも受験可能ですが、それでも6か月以上の実務経験が必要とされています。そして、2級は実務経験2年以上、1級は実務経験7年以上、特級は1級合格後実務経験5年以上の受験資格が必要です。

 仕事をしている人は、2級から取得することが多く、1級を取得している人は、最低でも実務経験が7年以上もあるということになります。1級でも国家資格として十分に評価されていますので、特級を取得している人は限られています。

 試験内容は、実技経験が必要な内容で、木工塗装、建築塗装、金属塗装、噴霧塗装、鋼橋塗装などの各種塗装作業の職種にわかれています。それぞれの職種での学科試験と実技試験があります。


塗装技能士の資格を持っていると有利?

 塗装業界を目指す人や塗装業で将来独立しようとしている方にとっては、取っておいても損のない資格です。実務経験が必要ですので、働きながら仕事を覚え、難易度の高い資格を順番に取得していくことができます。

 資格を持っている職人がいると、依頼主からの信頼が得やすく、大規模な塗装工事の案件を受注しやすくなります。個人として取得していると、資格手当が支給される会社もあります。

 いずれにしても、塗装技能士の資格を勉強する、資格を取得しているだけでも、いずれは責任ある仕事を任せられ、収入アップなどにプラスに働くことがわかっています。資格が、会社や部下、依頼主からも信頼されるわけですので、しっかりと実務経験を積んで取得しておくべきでしょう。

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