ガルバリウム鋼板屋根の塗装は本当に必要か?

2020年02月16日

外壁塗装 函南町

 ガルバリウム鋼板屋根なら寿命が長いという安心感がありますが、全くのノーメンテナンスではさすがに劣化が早まってしまいます。思わぬ箇所から錆びが発生し、進行している恐れもあります。屋根の定期点検は怠ることなく、再塗装メンテナンスも忘れないようにしてください。


ガルバリウム鋼板屋根は再塗装したほうがいい

 ガルバリウム鋼板屋根は、鉄板に比べると錆びにくく、軽量なうえに20年以上の耐久性があります。いくらガルバリウム鋼板屋根の耐久性が高いからといっても、全くのノーメンテナンスでは、屋根も長持ちしません。最初から塗装されているガルバリウム鋼板屋根は、塗膜が劣化していた場合は、早期に再塗装を行うタイミングがきています。大規模な交換工事になる前に再塗装によるメンテナンスで金属屋根の寿命をさらに延ばす努力が必要でしょう。


塗装のタイミングや塗装時の注意点

 ガルバリウム鋼板屋根の錆びは、傷による赤錆、湿気や海に近い場所での白錆び、他の金属からのもらい錆びなどが考えられます。自然災害などの突発的な何等かのトラブルにより、丈夫なガルバリウム鋼板屋根でも錆びが発生します。
錆びを放置すると、その錆びの広がり具合が早いので、劣化の進行が早くなってしまいます。

 そのような状況になると、屋根の張り替え工事になり、多額の工事費が必要です。10~15年程度で屋根の点検を行い、屋根の補修や再塗装を行うようにしましょう。ガルバリウム鋼板屋根でも、他の金属屋根と同じように三度塗りが行われます。

 しかし、ガルバリウム鋼板の場合は、下地処理が最も重要です。表面をざらつかせる「目荒し」により、塗料の付き、密着度を高める作業を行います。ケレン作業とも呼ばれていますが、繊細な手作業や経験が必要となる工程です。次の下塗り工程では、防錆プライマーを塗布し、金属屋根を錆びから保護します。


ガルバリウム鋼板屋根を塗装するならいくら?気になる相場

 ガルバリウム鋼板は、10~15年程度で塗り替えを検討してください。他にも色あせや傷の発生、錆びの発生、穴開きなどの症状が発見できたら、すぐに屋根の塗り直しを行うべきでしょう。

 再塗装に関する費用相場は、屋根面積が60平米の場合、25~50万円程度です。足場や養生に関する費用、諸経費を除く費用です。使用する塗料により、かかる費用も異なります。フッ素や無機、遮断熱塗料などの高機能塗料を使用すると、トータルで100万円を超える塗装費用になることもあります。コスパも検討し、妥当な相場価格での塗装工事をおすすめします。

※三島市・函南町の外壁塗装ガイドへ戻る

ページの先頭へ