外壁材の種類や特徴を比較しよう!

2021年01月17日 カテゴリー:ブログ

外壁塗装 三島市

 外壁材といえば、モルタルやサイディングボードが思い浮かびます。それ以外にもよく選ばれている人気の外壁材がありますので、外壁材の種類やそれぞれの特徴について比較していきます。


よく選ばれている外壁材

 外壁材にはたくさんの種類がありますが、ここでは人気があり、よく選ばれている外壁材についてご紹介します。人気は、モルタル、窯業系サイディングボード、ALCパネル、金属系サイディングボードです。

 他にもタイルや木質系・樹脂系のサイディングボードがあります。同じサイディングボードでも素材が全く異なりますので、違う種類に分類されることになります。


各種外壁材同士の比較

・モルタル
耐用年数30年、耐火性に優れ、軽量で断熱性もあります。1平米あたり単価は1500~8000円。

・窯業系サイディングボード
耐用年数25年、耐火性に優れ、耐久性や断熱性があります。1平米あたり単価は3500~5000円。

・ALCパネル
耐用年数60年、耐久性・断熱性など全てにおいて他の外壁材よりも高い性能を誇ります。1平米あたり単価は7000~15000円。

・金属系サイディングボード
耐用年数30年、耐久性・断熱性に優れ、軽量です。1平米あたり単価は4000~6000円。


モルタル

 日本では昔から人気の外壁材です。デザイン性が高く、サイディングボードのようにつなぎ目のない美しい仕上がりの外壁材です。職人の手作業で塗装するので、さまざまなオリジナルの模様が楽しめます。リシン仕上げやスタッコ仕上げなどが可能です。

 モルタルの施工は、職人の技術レベルが重要で、施工に時間がかかります。防水性が低く、ひび割れしやすいので、メンテナンスは5~10年に一回は行うようにしてください。


窯業系サイディングボード

 現在、最も選ばれている外壁材です。他の素材のサイディングボードよりも圧倒的に人気で、迷ったときは窯業系サイディングボードなら問題ないと考えていいでしょう。

 窯業系サイディングボードは、セメントが主材料で繊維質や混和材を混ぜて板状に仕上げています。最初からさまざまなデザインや色が用意されており、値段も手頃、施工もしやすいことから人気の外壁材です。レンガ調やタイル調などの意匠性の高い窯業系サイディングボードも選べます。耐震性や遮音性に優れています。

 目地シーリングの劣化によるメンテナンス工事が必要で、熱を溜めやすいことから外壁内部の温度が上昇しやすく、追加で夏場の遮熱・断熱対策が必要になることがあります。


ALCパネル

 高い耐久性の他、断熱性、耐火性、耐震性にも優れており、一般住宅よりも高層ビルや公共施設などでよく採用されています。気泡コンクリートにより、通常のコンクリートよりも軽量です。

 オールラウンドで高い機能性を持ち、軽量で自然環境にも悪影響を与えません。しかし、価格が高く、定期的なメンテナンスが必要です。上質な環境や快適さを求める方に選ばれています。防水性が低いというデメリットがあり、再塗装やシーリングのメンテナンスが必要です。


金属系サイディングボード

 サイディングボードにもいろいろな種類がありますが、窯業系に次いで高い人気があるのが、金属系のサイディングボードです。軽量でスタイリッシュなデザインに人気が集まっています。

 断熱材を使用し、寒冷地での凍害に強いので、気温が低くなる地方でもよく採用されています。軽量で耐震性に優れ、ひび割れしにくい、というメリットがあります。

 塩害のある地域、酸性雨の降る地域では、錆びなどの発生は避けられません。金属ですので、モノが当たるとへこんだり、鋭いもので傷がついたりします。汚れや錆び予防のために再塗装メンテナンスは、10~15年に一回程度実施する必要があります。

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