屋根塗装の費用は耐用年数で決まる!

2021年02月14日 カテゴリー:ブログ

函南町 外壁塗装

 塗装が必要な金属屋根やスレート屋根の場合は、将来定期的なメンテナンスが必要となります。特に再塗装メンテナンスは重要です。屋根の塗装費用は、耐用年数が長くなるにつれて上がるという関連性がありますので、コストパフォーマンスの最も高い塗料を使用しなければなりません。


10年ごとに屋根塗装を検討してください!

 屋根の塗装は、塗膜により屋根材の劣化を防ぎ、防水性や耐久性を維持する働きがあります。屋根を塗り替えると、新築同様の雰囲気が戻り、新しい色にも変えることができますので、外壁塗装と同時に行うとイメージを一新することができます。

 瓦屋根には塗装は不要ですが、スレート瓦、金属系の屋根材、セメント瓦などの場合は、10年ごとに塗り替えすべきかどうか、屋根や外壁の点検を行い、その都度検討する必要があるでしょう。

 劣化症状は、塗膜に現れます。色あせ、ひび割れ、塗膜剥がれ、チョーキング現象など、屋根の劣化症状は専門家ならすぐに発見できます。


塗料の耐用年数と単価の関係

 高品質な塗料ほど、耐用年数が長くなります。耐用年数の長い塗料は、耐久性だけではなく、防水性や各種機能性が高く、長期間使用しても劣化症状が出にくいという傾向があります。必ずコストパフォーマンスを重視し、予算に合わせた塗料選びを行うようにしましょう。

 おおまかに塗料のグレードを分類すると、アクリル系塗料、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料になり、この順番に耐用年数が長くなり、単価もアップします。

・アクリル系塗料

耐用年数は5~7年、1平米あたりの単価は1400~1600円

 低価格の塗料ですが、耐用年数が短いので塗り替え頻度が高くなり逆に再塗装メンテナンスにかかる費用が高くなります。汚れやすいというデメリットがあり、現在は、ウレタン系やシリコン系などのより上位グレードの塗料を選ぶようになっています。

・ウレタン系塗料

耐用年数は8~10年、1平米あたりの単価は2500~3200円

 人気のシリコン系塗料に比べると少しだけ価格が低いウレタン系塗料ですが、耐用年数が短いというデメリットがあります。しかし、高級感のあるツヤに人気があり、密着性の高い柔らかい塗膜を作る塗料です。

・シリコン系塗料

耐用年数は6~12年、1平米あたりの単価は2800~3500円

 シリコン系塗料は、耐用年数と費用とのコストパフォーマンスが最もよく、現在最も人気のある塗料のグレードです。耐用年数も10年を超える製品が増えており、紫外線にも強いというメリットがあります。しかし、ひび割れしやすいというデメリットがあります。シリコン系の遮熱・断熱性能を持つ塗料にも人気があります。

・フッ素系塗料

耐用年数は8~15年、1平米あたりの単価は3600~4100円

 20年近い耐久性を持つフッ素塗料も存在します。高価格で高性能・高品質の塗料です。耐熱性、耐寒性、防汚性などに優れています。

 屋根に使用し大切に使えば、再塗装メンテナンスの回数を減らすことができ、シリコン系塗料と変わらないコストパフォーマンスになることがあります。一般住宅よりも高層建築物や公共建築物に使用される機会が多いようです。

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