簡単にわかる!外壁塗装のサインとタイミング

2021年03月15日 カテゴリー:ブログ

三島市 外壁塗装

 外壁材といえば、モルタルやサイディングボード、ALCパネルの他、木造住宅の外壁やガルバリウム鋼板などもあり、素材が異なることから外壁材ごとに特有の劣化症状が見られます。

 使用する塗料も異なりますので、外壁塗装のサインやタイミングなどにも若干違いが生じます。ここでは、主な外壁材ごとにみた外壁塗装のサインとタイミングについてご紹介します。


モルタルの場合

 モルタルを外壁材に選んでいる建物が多く、一昔前に主流だった外壁材であることから、外壁塗装の機会が多い外壁材です。モルタルは耐用年数が短く、クラックが生じやすいので注意が必要です。8~10年が再塗装の目安です。

 経過年数に応じて、クラックが生じやすくなっていき、ヘヤークラックや溝が大きくて深い構造クラックなどの症状を見つけたら、再塗装の前に部分補修が必要です。外壁からの雨漏りが発生しやすいので、再塗装のタイミングが短く5年程度でもメンテナンスを実施しなければならないことがあります。


サイディングボードの場合

 モルタルに代わって現在主流となっている外壁材といえば、サイディングボードです。同じサイディングボードでも窯業系、金属系、樹脂系などが選ばれており、窯業系が一番人気です。

 窯業系の場合、6~8年程度で耐用年数を過ぎてしまいますので、その時期が再塗装の目安です。また、塗膜の劣化の初期症状であるチョーキング現象の発生は、塗膜を手で触ると白い粉が付着するかどうかで塗装メンテナンスの時期を判断してください。

 金属系の場合、塗膜のチョーキング現象の他、外壁の各箇所で錆びの症状を発見したら再塗装メンテナンスの時期です。耐用年数は10~15年で、錆び対策や防水処理をやっていると長持ちします。

 樹脂系の場合、耐用年数が10年以上、20年近くまで使える外壁材です。塗膜の劣化のほうが早いので色あせやチョーキング現象の発生が見られたら、再塗装メンテナンスを実施してください。


ALCパネルの場合

 強度が高く「軽量気泡コンクリート」により耐震性を高めた外壁材です。
耐用年数は、10年程度です。塗膜のチョーキング現象や剥がれ現象が見られたら、再塗装メンテナンスを実施します。

 塗膜が劣化し、防水性がなくなると水分が浸入し、内部にある金網などの金属を腐食させます。水分の浸入は外部からはわかりにくいので、防水性を損なわないように、外壁塗膜のチョーキング現象が見つかったタイミングで、外壁塗装工事を実施してください。


ガルバリウム鋼板の場合

 錆びに強い金属系のサイディングボードです。耐用年数が20~30年もあり、通常の金属系サイディングボードよりも耐久性が高められています。錆びの発生が見つかったら、防錆性や防水性の高い塗料による外壁塗装工事が必要です。

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