勘違いしやすい雨漏りと漏水の見分け方

2022年07月15日

三島市 函南町 外壁塗装

建物内に雨水が浸入する場合でも、雨漏りと漏水とでは、発生原因や建物への被害などが全く異なってしまいます。
住宅内で水漏れが発生したときは、雨漏りなのか漏水なのかによって対処法も異なりますので、正しく認識できるように簡単に解説していきます。


雨漏り時の状況をイメージする

雨漏り被害が発生しているときに、雨漏りの発生原因を確かめるには、雨が降っている状態でなければなりません。

台風や集中豪雨時には大量の雨が降り、強風が吹き荒れます。屋根や外壁にひび割れや隙間があったり、防水性がなくなっていたりすると、雨水が建物内部に浸入し、雨漏りを発生させます。

一時的な雨で雨漏りが発生しても、それほど被害がない場合は、雨漏りを放置してしまう場合がありますが、雨漏り後の建物内は、湿度が高くなっています。湿度の高い状態が続くので、カビが発生し、断熱材や木材を腐食させてしまいます。

腐食した木材は、ボロボロになり、シロアリなどの餌になってしまうので絶対に雨漏り被害を放置してはいけません。


漏水時の状況をイメージする

漏水は、水漏れと同じ意味です。建物内に水が浸入する点では雨漏りと同じですが、原因は雨に限らず、水道管や配管などから水が漏れることを意味しています。

配管は、鉄製の鉄管や鋼管などの金属製が多く、このような腐食による水漏れは経年劣化すれば、どんな配管にも発生するものです。


発生原因や発生箇所が違う

雨漏りと漏水をイメージしやすいように被害状況について記載してみましたが、異なるポイントといえば、被害が発生している箇所です。

雨漏りは、屋根や外壁、ベランダ、バルコニーなどが発生箇所になると考えられますが、雨水がどこから浸入しているのかどうかを確認するのは困難です。雨漏り調査を依頼して、一日かけて雨水の浸入口と浸入経路を調べてもらいます。

雨漏り調査と雨漏り修理は、時間や費用をかけて慎重に行いますが、雨漏りが再発することがあるのでやっかいです。

漏水の場合は、被害場所がわかりやすいので、水道管などが原因であれば、修理業者が適切な方法で修理し、すぐに漏水被害がストップします。休日や夜間にも漏水被害が起こることがありますが、すぐに駆けつけてくれる修理業者もありますので安心です。

緊急時の漏水トラブル対処に関する費用は高くなることがあります。水道管の水抜き栓を止めれば漏水を一時的にストップできます。次の日に改めて優良業者を探したうえで、修理対応してもらうといいでしょう。

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