セルフクリーニング効果を持つ塗料

2023年06月01日 カテゴリー:ブログ

三島市 函南町 外壁塗装

外壁塗装では、耐久性だけではなく機能性の高い塗料をおすすめすることがあります。

その中でもセルフクリーニング効果の高い塗料は、雨水で外壁に付着した汚れを洗い流すことができ、長期間建物の外観を美しく保ちますので、検討に値します。

今回は、おすすめのセルフクリーニング効果を持つ塗料について解説していきます。


雨が汚れを落とす低汚染性塗料

セルフクリーニング効果を持つ塗料は、低汚染性塗料とも呼ばれています。低汚染性塗料を外壁に塗装すると、塗膜に付着する汚れを予防し、雨が降ったときに雨で汚れを浮かせて洗い流していきます。

低汚染性塗料は、セラミックを配合しており、塗膜表面は水となじみやすい「親水性」という性質を持っています。塗膜が水となじみやすいので、汚れを浮かし、雨水と共に洗い流すようになっています。

親水性の高い外壁表面は、水がつくと表面が広がりやすく、水滴が塗膜に入り込むような状態になり、汚れを浮かす働きがあります。


光触媒塗料もセルフクリーニング効果を持つ

光触媒塗料は、太陽光による光触媒作用が働き超親水性効果が発揮されます。

セラミック配合塗料と同様に、紫外線による光触媒作用と雨水により、表面に薄い水の膜を形成し、汚れを浮かすような形で塗膜に広がります。浮いた汚れは、雨水と共に洗い流すようになっています。

光触媒塗料による塗膜は、紫外線が当たると活性化しますが、光が全く当たらない場所では効果が持続しませんので、日当たりの悪い場所では思ったようなセルフクリーニング効果が出ないことがあります。


塗り替えコストを大幅に削減できる

セルフクリーニング効果の高い塗料は、耐久性の高いグレードに分類されており、耐久年数も15~20年程度の高耐久性を誇ります。塗料は、耐久性の高さ以外にも、メンテナンスの機会を減らすために、汚れを防ぐ機能も重要です。

外壁面がいつもきれいな状態なら、外壁の清掃や洗浄などのお手入れの手間も少なくなり、それだけでも大きなメリットです。同じ30年でも10年ごとに塗り替えるのか、15年ごとに塗り替えるのか、とでは大きな差が出ることがわかっています。

材料費や人件費、足場代を考えるとセルフクリーニング効果の高い低汚染性塗料や光触媒塗料は、コストに見合う選択です。

塗料の単価は2倍と高額ですが、材料費は工事費全体から占める割合が1割程度です。塗り替え回数が少ないと、人件費や足場代を丸々カットできますので、塗り替え回数が少ないと全体的には3割程度の塗装費用削減につながります。

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