屋根と外壁は同時やるとお得
塗装業者でも屋根と外壁の同時塗装をおすすめすることがあります。
同時塗装をおすすめする最大の理由は、コスト削減と両方のメンテナンス機会を逃さなくなる点です。
塗料には寿命がありますので、塗料が古くなり建物の保護機能が失われていると、劣化の進行が早まってしまいます。
逆に損をすることになりますので、寿命を迎えた塗装の塗り替えやその他建材などの補修・交換も行い、建物の老朽化に備えるようにしましょう。
屋根と外壁の同時工事で手間や費用が削減できる!
塗装工事は、屋根と外壁とでは、使用する塗料や塗装方法に若干の違いはありますが、多くの作業道具や作業工程では共通する部分が多く、時期をずらして別々に工事を実施するよりもはるかに効率よく、低価格で工事が実施できます。
例えば、屋根や外壁の塗装で必ず設置している「足場」がわかりやすい例です。足場の設置と解体にかかる費用や手間は工事代金の中でも無視できないほどの金額です。1回の作業でも10~20万円はかかります。2回も作業を行うとそれだけ施工費用が高くなってしまうでしょう。
足場以外にも共通する作業工程や道具・機械などがありますし、職人への工賃なども忘れてはならないでしょう。
屋根と外壁の同時塗装では、上手に効率化できている塗装業者ほど、施工費用が大幅に安くなると考えたほうがいいでしょう。
同時施工で値引きを引き出しやすい
屋根と外壁の同時施工を依頼すると、施工費用全体も高額になりますので、値引額も多くなる傾向があります。
屋根と外壁の同時塗装で200~300万円近くかかる場合でも、30万円以上の値引き交渉が通る場合もあります。
塗装業者にもよりますが、交渉次第で提案された工事料金よりも安い金額で施工できる可能性が高くなります。
別々に塗装工事を依頼すると、簡単には値引きしてもらえない場合もありますが、他社見積もりなどで、別々に塗装した時と塗装工事料金に差がなかった時には、逆に値引きを引き出す強気の姿勢も必要でしょう。
メンテナンス機会を逃さない
まとめて塗装工事を実施することで、次回のメンテナンス機会を逃さなくなります。
塗料の耐久年数は10年や15年が目安です。それ以上長く使える耐久性の高い塗料は、グレードの高い高価な塗料になりますので、コストパフォーマンスに見合いません。
こうした理由から、割り切って10年や15年で塗り替えるようにすると、こまめに手を入れ、メンテナンスするようになり、建物の寿命が延びていきます。
一つの塗装業者に依頼することで、コミュニケーションが取りやすく、お互いに屋根と外壁の両方の状態を把握しています。
屋根と外壁でちぐはぐな状態になることがなく、メンテナンス機会を逃さなくなります。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。