ガイナは遮熱・断熱性能に優れたセラミック塗料の一種

日進産業の「断熱塗料GAINA(ガイナ)」は、高い断熱性能を発揮する特殊なセラミックを配合した高機能塗料のことです。ガイナの技術は、ロケット開発でも実証された技術を塗料に活用したもので、高い断熱技術が期待できます。
今回は日進産業の断熱塗料「ガイナ」について解説していきます。
使用場所を選ばないガイナ
ガイナは日進産業が開発しましたが、元になる断熱技術は、JAXAから得た技術です。そのため、「JAXA COSMODO PROJECT ロゴマーク」の第一号に認定されています。
ガイナは、使用する素材を選びません。木材、瓦、ガラスなどにも幅広く使え、耐久性も高いことから、学校、工場、船舶、歴史的な価値のある建物などの重要文化財にも塗装されています。
ガイナは何でできている?
ガイナは、遮熱性能を持つ断熱塗料です。
セラミックは、独自開発の特殊セラミックビーズを使用し、アクリルシリコン樹脂が主成分です。
セラミックビーズにより、高い断熱効果が得られるため、無機塗料に分類される高機能塗料です。
特殊セラミックビーズは、通常よりも高い割合で含有しています。塗装すると塗膜では約8割がセラミックビーズになることから、断熱材を塗装しているような状態になります。
ガイナの高い断熱効果の秘密は、上記のような理由からです。
ガイナの優れた機能と効果
・遮熱・断熱効果
断熱塗料ですが、遮熱効果も兼ね備えている点が大きなポイントです。
太陽光を90%反射し、熱の発生を抑え、さらに放熱して温度を下げることができます。
熱の侵入を防ぎ、熱を溜め込まず、空気で熱が奪われるのを防ぎます。
室内に塗装した場合でも夏の室内の温度上昇を和らげ、冬は暖かい空気を逃さず、暖房効率をアップさせます。こうした理由から、夏も冬も節電効果が働き、一年を通じて光熱費を大幅に下げることができます。
・耐久年数は20年
セラミックを多層化し、高い耐久性を持ちます。耐久性が高くなるため、20年近い耐久年数があります。断熱性能が高く、建物の劣化状態も少なく、塗装メンテナンスの回数を減らし、トータルコストを下げる効果もあります。
・空気清浄化機能
セラミックは遠赤外線を放出し、空気をマイナスイオン化してくれます。
マイナスイオンが増えると、臭いや埃、花粉などを抑え、消臭効果も発揮します。空気を清浄化する効果があるので、室内に塗装すると効果的です。例えば、図書館、ホテル、トイレなどの多くの人が利用する場所でガイナを塗装すると、大きな効果が得られます。
・結露予防効果
ガイナを塗装すると、塗膜表面は室内の温度に近づき、結露の発生が予防できます。温度差が少なく熱が移動しにくいので、結露などの水滴も発生しにくくなります。
・防音対策にもなるガイナ
セラミックを多層化した塗膜により、塗膜の表面積が増えます。こうしたガイナの性質により、音を反射しやすくなり、振動も抑えます。外からの騒音だけではなく、室内での生活音が漏れることを防ぎます。
価格は高額!ガイナは高級な塗料
一般的な30~40坪の2階建て戸建て住宅を想定すると、シリコン塗料なら90~120万円の塗装費用がかかります。一方のガイナは、130~150万円もかかることがあります。
初期費用の高さがガイナの弱点ではありますが、耐久年数が20年以上あると考えるなら、シリコン塗料を使うよりもお得になるケースもあります。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。